2016年8月17日
フローリングを保護してくれ、光沢が出て、さらに普段の掃除もラクになるワックスがけ。
ちょっと面倒でもイイコトずくしのワックスですが、キレイに仕上げるにはきちんとした下準備とケアが必須です!
ワックスがけの際に気をつけたいポイントを押さえておきましょう。
ムラなくキレイに仕上げるために、作業途中で終われないのがワックスがけです。
用意するのはワックス用モップや専用シートとワイパー、掃除機、雑巾、フローリング用ワックスなど。
ワックスが付着しないように家具にかけるカバー、はみ出し防止のための養生テープも準備すればさらに作業がスムーズになります。
ワックスをかけても、ゴミやホコリを巻き込んでしまっていては台無しになってしまいます。
ワックスがけの前に必ず、フローリングをキレイにすることが大切です。
まず掃除機で大きなゴミやホコリを取り、床用洗剤でフローリングを磨きます。
汚れがしっかり落ちたらキレイな雑巾をよく絞って床全体を水拭きし、完全に汚れや洗剤を落としましょう。
ワックスをキレイに仕上げる大きなポイントは、「乾燥した空気」。
カラッと晴れた日の午前中に着手してお昼過ぎに終える、というタイミングがぴったりです。
床を掃除している間に換気したり空調を活用して、キレイで乾燥した空気をしっかりと取り込んでおきます。
どんなに気をつけて塗っているつもりでも、ワックスが飛んでしまうことは多々。
動かせる家具はあらかじめ動かし、大きい家具はビニール袋などでカバーをして、ワックスの飛び散りを防ぎます。
スライド式ドアのサッシなどにはテープを貼って、はみ出しを防げばさらに安心して塗れますね。
一度にたくさんのワックス剤をつけてしまうと、どうしても厚みにムラができてしまいます。
ワックスが垂れない程度にシートに含ませ、軽くなでるように、こすらず乗せるように広げていきましょう。
窓や壁際→部屋の奥→出口、の順で塗っていけば、足跡が付いてしまうこともありません。
窓を開けたままワックスを塗ると、風で砂埃が入ることも…ワックスを塗る時は、必ず窓を閉めましょう。
また、作業中に髪の毛や服についたホコリが落ちてしまうこともありますよね。
ゴミが落ちたらすぐキャッチできるよう、ガムテープを丸めたものを持っておくと便利です。
夏場なら40分、冬場なら1時間半を目安に、しっかりとワックスを乾燥させます。
乾燥を待っている隙に使った道具を水洗いして干しておけば、次使用する時もスムーズです。
最後に塗った出口近くを軽くなでて、ベタつかないようになれば完了!
さらに二度塗りすれば、より一層キレイに仕上がりますよ。
ワックスがけは半年に1回塗り重ね、5年に1回塗り直す、というサイクルが理想です。
塗り直しとは「ワックスを塗る前の状態に戻す」こと、特殊洗剤で古いワックスや汚れを全て取り除く作業。
5年に1度はハウスクリーニングを活用し、デリケートなフローリングもキレイにキープしましょう!