「照明器具を掃除するのは、年に一度、大掃除の時くらい」そんな方も少なくありません。
ただ、掃除をしないと照明器具の明るさが低下してしまい、無駄な電気代を支払うことにも繋がります。
電気代で無駄な料金を支払わないためにも、安全なお手入れ方法をご紹介します。
お手入れする前に確認すること
照明器具は電気製品なので、気をつけてお手入れする必要があります。
安全にお手入れするために4点確認しましょう。
まず、お手入れ前に電源を切りしょう。
つけたままのお手入れは危険です。
2つ目は、電源を切った後は少し間を置きましょう。
照明器具は熱を持っています。やけどする危険もあります。
3つ目は、水に濡れた手では触らないようにしましょう。
感電する恐れがあります。
最後に、照明器具は中が空洞になっているため壊れやすいです。
取扱説明書にそって取り扱いましょう。
電球・蛍光灯のお手入れ方法
電球・蛍光灯を外して柔らかい布で2〜3回優しく拭きます。
水拭きする時は、布をしっかり絞ってください。
拭いた後はキチンと乾かしてください。
ガラスのお手入れ方法
まずはホコリを布で優しく払います。
取り外しができるものであれば水洗いをしてスポンジなどで洗いましょう。
汚れがひどい場合は中性洗剤で洗うこともできます。
ただ、油膜がついて汚れてしまうので「化学雑巾」は使わないようにしましょう。
プラスチックのお手入れ方法
まずホコリをふき取ります。天井付けのシーリングライトは中に虫の死骸が入っていることがあるため、見つけたら取り除いてください。
そして、せっけんと重曹を使って洗い、しっかりと乾かしてから取り付けます。
乾いた布で拭きすぎると静電気でホコリがつきやすくなるので、軽く拭いたあと、自然乾燥させると良いでしょう。
木製・布製・紙製のお手入れ方法
これらは、はたきでホコリを取っていきます。
簡単なので、日頃から行っておきましょう。
ただ、はたきでホコリが取れなかった時は柔らかいブラシを使います。
それでも落ちない汚れは、堅く絞った布でふき取ります。
金属のお手入れ方法
はたきや布でホコリを払います。
合成塗料で塗装された金属は堅く絞った布で水拭きしましょう。
サビの原因となるためしっかり乾かします。
メッキ加工のものは水拭きするとはがれてしまうので、ホコリを払うだけにしましょう。
プロの手を借りることも
台に乗らないと手が届かない場所、階段などは無理してお手入れしようとするとケガをする可能性もあります。
また、繊細な作りのものも力加減によって壊れてしまうことも。
自分でお手入れするのが難しいと思った時は、プロの手を借りてみるのも良いでしょう。
丁寧にキレイに使って照明器具を長持ちさせてくださいね。

株式会社KIREIproduce代表取締役社長。
ハウスクリーニングの道に入ったのは20歳の時、大手清掃会社、中小零細の清掃会社など10年間お掃除業界で学ぶ。
しかし徐々に職場での立場が上がり責任者に就任した際、スタッフが実施した現場のクレーム処理の多さや、同期社員とのモチベーションの差が悩みのタネに。
そんな中、「多くの人達に必要とされるプロのお掃除人を沢山つくりたい」と思い、2010年ハウスクリーニング会社「おそうじ革命」を創業。