2017年9月6日

浴室の扉の周りや蛇口の先端、鏡などについている硬くて白い汚れ、落とすのに苦労していませんか?あの白くて硬い汚れの正体は水に含まれるミネラル分(カルシウムや塩分など)が乾燥し結晶化したものです。我々プロのハウスクリーナーの間では「スケール(水垢)」と呼ばれるこの汚れ、堆積して長年経ったものは強い薬品を使用する上に、強烈な力を加えないと落ちなくなってしまう大変厄介な汚れです。
「自分で落とそうと思ったけど、何をやっても歯が立たないので、泣く泣くプロの力を借りようと思いました。」というお客様もよくいらっしゃるこの面倒なスケール汚れ、蓄積してしまったらもはや専門業者にお金を払って綺麗にしてもらうしかないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。水垢に有効な洗剤や道具は実は”市販されています”。

今回の記事では、水垢とはどのような過程でできるのか、また、その水垢落としに有効な洗剤・道具、およびプロの水垢落としテクニックについて存分にご紹介したいと思います!

1.スケール(水垢)とは?

冒頭でもご説明いたしましたが、水垢とは水に含まれるミネラル分が、水が蒸発したあとに乾いて残り、結晶化したものをいいます。主成分はカルシウムや塩分など。これらは無機質のものなので、雑菌が繁殖したり悪臭を放ったりなど不衛生な環境を構築するものではありません。しかし、放置していると次第に付着している部分の組織を侵食しはじめ、いざお掃除してみると下地がぼろぼろになってしまったりなどの弊害があるため、なるべく定期的にお掃除し水垢を溜めないようにする必要があります。

石灰質の汚れなので、落とすのには酸性の洗剤が有効とされています。特に「クエン酸を含有している洗剤は効果が高い」、ともいわれています。

1-2.石鹸カスとの違い

水垢と石鹸カス汚れはよく混同されがちですが、まったくの別物です。水垢はカルシウムや塩分など無機物を主成分としているのに対し、石鹸の主成分は脂肪酸などの有機物です。水垢に有効な酸性洗剤は石鹸カス汚れにはあまり効果がなく、石鹸カス汚れに有効なアルカリ性洗剤もスケール汚れには効果が期待できません。
また、両方の洗剤を同時に使うと中和してしまうため、どちらの汚れにも効果が出なくなってしまいます。石鹸カスとスケール汚れは別々に掃除してあげる必要があります。

見分け方のコツとして、


水垢
・粒子が粗く、ゴツゴツしている
・扉まわり、蛇口、鏡などにできやすい


石鹸カス
・表面に粉を吹いたような、もやがかかったような汚れ
・浴槽の壁面、排水口、床などにできやすい

という違いがありますので参考にしてみてください。

2.水垢の落とし方

2-1.水垢に効く洗剤、道具選び

水垢だけでなく、すべての汚れについて言えることですが、汚れ落としの基本は「薬品で汚れを柔らかく」して「スポンジなどで擦る」という大原則があります。なので、まず水垢落としに有効な洗剤を購入しましょう。
先ほどの項でも説明いたしましたが、水垢には酸性の洗剤が有効です。洗剤ボトルの裏にその洗剤が酸性なのかアルカリ性なのか、必ず記載がありますので確認してみてください。
お風呂用と書かれた酸性洗剤はスケール落としを想定して作られていますので、スケールに有効な成分が多く含有されています。「お風呂用」と書かれた「酸性洗剤」を選ぶようにしましょう。
ちなみに多くのバスクリーナーと呼ばれる日常のお風呂掃除用の洗剤はほとんどが「中性」ですので水垢にはあまり効果がありません。

道具はメラミンスポンジとお掃除用のブラシ(使わなくなった歯ブラシなどでも可)、それからプラスチック製のヘラを用意しましょう。硬いスポンジは下地を傷つけるおそれがあるので使用しないことをおススメします。

2-2.水垢落としのテクニック

まず、酸性洗剤を水垢にかけてブラシで伸ばしましょう。ブラシは、掃くようにサッサッと表面をなでます。
ある程度力を込めて、水垢の表面を削って洗剤を浸透・反応させるイメージでブラシをかけると、水垢に効果的に洗剤を反応させることができます。
洗剤をかけてブラシでこすったら、5分くらいつけおきして洗剤をしっかり水垢に浸透・反応させます。このつけおきの過程が水垢を落とす際にもっとも重要になりますので、なるべく長くつけおきするようにしましょう。
つけおきが終わったら、最後に水で流しながらスポンジで擦って水垢を落とします。

2-3.業務用洗剤

ホームセンターなどで売られている洗剤はあくまで「一般家庭」で、「誰もが安全に使える」よう設計された洗剤です。なので、当然汚れ落としの力はそれほど強いものではありません。もちろん、これらの洗剤でも水垢落としは十分可能ですが、長年堆積しカチカチになってしまった水垢を落とすことは非常に難しいと言わざるをえません。

“もっと強烈な洗剤で根こそぎ水垢を除去したい!”という方は、業務用洗剤を使いましょう。
インターネットで「スケール落とし 洗剤」などで検索をかけると業務用のスケール除去剤がたくさんヒットします。これらの洗剤はプロが使用する洗剤なので、短時間でかつ効果的に水垢を落とすことができます。

ただし、相当に強力な洗剤ですので、下手に使うと下地を傷つけたり、金属を変色させたりする場合があります。プロの間では”業務用洗剤は絶対につけおきしてはいけない”といわれているほど強力な洗剤です。
もしこれらの業務用洗剤を使用して下地に傷を残してしまったり、洗剤によって皮膚が荒れたりなどの健康被害があった場合、当サイトおよび株式会社おそうじ革命は一切の責任を負いかねますので悪しからず!
業務用洗剤を使用する場合は自己責任でお願いいたします。

3.注意点

市販されているバスクリーナーは中性ですので、とりあえず肌につくだけなら特に問題はありませんが、酸性およびアルカリ性の洗剤は皮膚に付着すると皮膚を溶かしてしまう場合がありますので、使用する際は必ずゴム手袋を着用しましょう。
また、目や口に入ったりすると大変危険ですので、眼鏡やゴーグルを着用する、マスクをつけることもおススメします。
また、閉め切った空間で洗剤を使用するのもご法度です。かならず換気扇を回す、扉や窓を開けておくなどして換気状態を作って作業しましょう。

また、酸性洗剤とカビ落とし用の塩素系洗剤を同時に使うことは絶対にやめてください。酸性洗剤と塩素系洗剤がまざりあうと、有害な塩素ガスが発生します。この塩素ガスはとっても危険で、長時間吸い続けると死に至ることもあります。プロは最初の研修で、カビ落としとスケール落としは絶対に並行してやってはいけないとまず教わります。

また、酸性洗剤は場合によっては金属を変色させることもありますので、金属面に使用する場合は、使用する前に目立たないところで試してからにしましょう。

その他、洗剤ボトルに書いてある注意点は必ず守るようにしましょう。

4.まとめ

・水垢とは、水道水に含まれるミネラル分(カルシウム、塩分など)が乾いて結晶化してできる。スケールともいう。
・水垢と石鹸カスは性質が違い、それぞれ有効な洗剤が異なる
・水垢には酸性の洗剤が有効。洗剤ボトルの裏を見て、酸性と書かれているものを購入しよう
・洗剤をかけてブラシでこすったら、5分ほどつけおきすることが重要
・業務用洗剤は効果も大きいがリスクも大きい
・洗剤使用には十分な注意が必要

今回ご紹介した水垢落としの方法で汚れが落ちなかった場合は、ぜひ我がおそうじ革命におまかせください!プロの知識と経験を活かし、みなさまのお風呂をピカピカにしてみせます!また、現場作業時にはお客様に”キレイな状態を保つ”アドバイスなどもさせていただいております。おそうじ革命の浴室クリーニングもご検討いただければ幸いです!

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