2017年11月20日

1.はじめに

2017年も11月下旬となり、いよいよ年末大掃除のシーズンが近づいてまいりました。今回は年末大掃除に役立つ「トイレの尿石落とし」についてご紹介したいと思います。

トイレの便器の内側にこびりついた、黄色くてイヤなニオイのするカチカチのアレ。アレこそが「尿石」で、読んで字のごとく尿が乾いたり他の物質と反応して石のように硬くなってしまった汚れです。

尿石を放置していると、便器についてしまった尿石の上にさらに尿石が溜まっていき、どんどん層になっていきます。そこまでくるともはやナイロンブラシやポリウレタンのスポンジなどでは全く歯が立ちません。

おそうじ革命にトイレクリーニングを依頼されるお客様のなかにも「トイレに黄色い石みたいなのがこびりついてて全然落ちないから頼んだ」「自分じゃできそうにないからプロの手を借りたくて」といった理由でご依頼いただくことがほとんどです。

 

この厄介な尿石、なんとか家庭で落とすことは出来ないでしょうか?

ご安心ください。尿石は市販されている洗剤と道具(スポンジ、ブラシなど)で落とすことが十分可能です!

おそうじ革命スタッフ直伝の「尿石落としテクニック」、早速みていきましょう!

 

2.尿石とは?

尿石とは、人の尿に含まれる「カルシウムイオン」が乾いて濃縮されたり、炭酸などと反応してカルシウム化合物となり便器の内側にこびりついて出来る汚れです。発生する原因として、便器の洗浄不足(洗浄水不足、清掃不足)が挙げられます。

尿石の原因となるカルシウムはもともと尿という液体に溶けていますので、尿石の発生を予防するには、トイレの後たっぷりの水で流し、週に1~2回程度便器の内側を洗ってあげる必要があります。

尿石はバクテリアや雑菌などが繁殖しやすいため放置すると不衛生であるだけでなく、剥がれ落ちた尿石が排水管を詰まらせたり、管の内側を傷つけたりするなど、設備にもダメージを与えます。

あらゆる面で放置するとよろしくない尿石ですが、綺麗にするにはどうすればいいのでしょうか?次の項では、尿石落としに有効な洗剤と道具、そしておそうじ革命スタッフに綿々と相伝されている「プロの尿石落としテクニック」を詳しくご紹介させていただきたいと思います。

 

3.尿石の落とし方

尿石は酸性洗剤と反応します。洗剤を購入する際は「酸性」の表示のあるものを選ぶようにしましょう。PH値(酸性・アルカリ性を示す値)の表示は洗剤ボトルの裏などに記されています。

ただし、酸性であればなんでもいい、というわけではありません。お風呂の水垢やカルシウムが堆積してできる汚れなども酸性洗剤で落とすことができますが、厳密にいうとそれぞれ成分が違います。詳しく解説していくと非常に長くなりますので、ここでは「トイレ用酸性洗剤」という名目で開発された商品を購入されることをおススメします。トイレ用に作られた洗剤はトイレにつく汚れを落とすために成分が調合されておりますので、その他の酸性洗剤にくらべて尿石を落とす力が強くなっています。

そのほか、尿石落としに効果的なアルミニウム含有スポンジ(3M社のスコッチブライトなどが有名)、ブラシ、メラミンスポンジ(激落ちくんなどが有名)、雑巾なども用意しておくと便利です。

道具が用意できたら、実際に作業に移りましょう。

まず、尿石に洗剤をかけます。洗剤はたっぷりと、惜しみなく使うのがコツです。洗剤の量が少ないと、尿石と上手く反応してくれません。「ちょっと出し過ぎかな?」と思うくらいが目安です。

尿石に洗剤をかけたら、スポンジで擦ります。洗剤を伸ばして尿石と反応させ、柔らかくなったところをスポンジで削る、というイメージで作業しましょう。層になった尿石はちょっとやそっとでは落ちませんので、根気よく擦っていきましょう。

汚れがひどく、洗剤をかけて擦るだけでは落ちない場合は、つけおきしてあげる必要があります。つけおきには「湿布法」がおすすめです。湿布法とは、ケガに貼る湿布よろしく、トイレットペーパーなどで汚れに洗剤を「貼る」手法です。

尿石に洗剤をかけたら、その上からトイレットペーパーを貼り付けます。そして、さらにその上からもう一度洗剤をかけましょう。このとき、トイレットペーパー全体が湿るくらいの量をかけてください。ただし、かけすぎるとトイレットペーパーが流れてしまいますので慎重に。

浸け置き時間は汚れの硬さに応じて5~20分ほど間を空けるようにしてください。

 

3-1.注意点

酸性洗剤は人体にとって有害です。肌に長時間触れると炎症を起こしたり、目や喉などの粘膜に触れると激しい痛みを伴い、最悪の場合失明するなど非常に危険です。作業は必ずゴム手袋を着用の上行ってください。場合によってはゴーグルなども着けましょう。

酸性洗剤と塩素が混ざると塩素ガスが発生します。塩素ガスは吸入するだけで失神する場合があるなど、非常に危険なガスです。酸性洗剤を使っている間は、カビ取り剤などの塩素洗剤は使用しないようにしてください。

酸性洗剤はステンレスやアルミなどの金属を変色させる場合があります。蛇口などにかかってしまったら、すぐに雑巾で十分にふき取りましょう。床に垂れたまま放置するとワックスなどに傷を与える事もありますので、飛び散らないよう細心の注意を払って作業にあたりましょう。

その他、洗剤ボトルに表記されている注意書きは必ず守るようにしてください。

 

酸化アルミニウム含有スポンジは陶器以外には使用しないようにしてください。金属などを磨くと表面を傷つけてしまいます。必ず便器の内側にのみ使用するようにしましょう。

 

4.まとめ

・尿石は、便器に付着した尿が乾いたり、炭酸と反応したりしてできる

・尿石は雑菌などが繁殖するため不潔であるだけでなく、排水管の詰まりや破損を招くなど設備にもダメージを与える

・尿石を溜めないためには、毎回たっぷりの水で流し、かつ定期的な掃除が必要

・尿石は酸性洗剤と反応する

・お掃除の前に酸化アルミニウム含有スポンジ、ブラシ、雑巾を用意しておくと便利

・洗剤はたっぷりとかけるのがコツ

・酸性洗剤は人体に有害なうえ、蛇口の変色などを招くおそれもあるため、取り扱いには注意が必要

・酸化アルミニウム含有スポンジも蛇口などを傷つけるおそれがある

 

これから年末大掃除のシーズンです。綺麗なトイレで気持ちよく新年を迎えられるよう、今日書いた尿石落としのテクをぜひご活用ください。

 

それではまた次回!

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