2018年3月20日

1.はじめに

長年トイレを使用していると、便器のふちや裏側に出来る黄色くて臭い嫌な汚れ。カチカチでトイレブラシじゃ歯が立たない、非常に厄介な汚れですよね。

あの汚れの正体は「尿石」という、おしっこに含まれる成分が溜まってできるものです。文字通り石みたいにカッチカチで、ちょっと擦るだけでは全然形状が変わらないほど頑固な汚れです。

 

おそうじ革命は年間1000件超、トイレの清掃を行っておりますが、依頼主の皆様は皆口をそろえて「あの黄色い臭いカチカチの汚れをなんとかして!」とおっしゃいます。

「トイレはその家の顔」という言葉もある通り、家族だけでなく客人も利用するトイレが尿石まみれでおしっこ臭いというのは困りものですよね。

 

今回の記事では、おそうじ革命が創業以来構築してきたトイレの尿石落としの究極メソッド」をじっくり詳しく解説していきたいと思います。

 

2.尿石とは

尿石とは簡単に言うと、字のとおり「おしっこの石」です。人のおしっこには「カルシウムイオン」が含まれており、これが便器に付着したあと乾いたり、炭酸と反応して石状になることで発生します。

尿石は溜まると不愉快なにおいを発したり、尿石を基に雑菌が繁殖する、剥がれ落ちて配管の中に詰まってしまう、などのトラブルの原因となります。

尿石を溜めないためのポイントとしては、まずトイレの後の洗浄を十分に行う事が重要です。たくさんの水を使ってしっかりと流さないと、便器のなかに残ったカルシウムが結晶化し、尿石となります。尿石の表面は非常にざらざらしているため、トイレの回数を重ねるごとにこれらの尿石の表面にさらにカルシウムが蓄積して分厚い層となります

尿路結石症を予防するのに一番なのは「たくさん水を飲むこと」といわれています。たくさんの水で尿石のもととなる尿中に溶けたカルシウムを希釈し、流してあげることで尿石の溜まりにくい環境を作ることができます。

 

では、尿石汚れの予防法はわかりましたが、今現在ついている尿石汚れはどのようにして落とせばいいのでしょうか?次項でおそうじ革命スタッフが実際の研修で習う「尿石落とし」のハウトゥを詳しくみていきましょう。

 

3.尿石の落とし方

尿石をきれいにするには、尿石を分解する成分の含まれた洗剤を使う必要があります。

尿石は尿に含まれるミネラルの結晶ですので、そのミネラルを溶かすのに効果的な「酸性洗剤」を購入しましょう。

洗剤の液性はPH(ペーハー)値で区分されています。PHは0~14まで存在し、0~5までが酸性9~14までがアルカリ性、中間の6~8が中性となっています。

酸性の極値である0は塩酸などの強酸性、2~3が食酢、クエン酸などの弱酸性、6~8までが水道水などの中性、9~11が重曹や炭酸ナトリウムなどの弱アルカリ性、14が水酸化ナトリウムなどの強アルカリ性、という風に、それぞれの極値(0および14)に近づくほど、強い性質になります。

洗剤を選ぶ際は洗剤ボトルの表記を見て「酸性」のものを選ぶようにしましょう。PH値の記載のあるものであれば、2~3程度のものが使い勝手も含めて最も適しています

ただし、酸性であればなんでもよいというわけではありません。PHが同じ酸性洗剤でもトイレの汚れに特化した洗剤とお風呂の水垢などに効く洗剤とでは汚れの適性が異なります。

なるべくトイレ掃除用に開発された洗剤を選ぶようにしましょう。

 

洗剤は汚れに対して十分な量がかかっていないと効果を発揮しません。また、洗剤は乾いてしまうと汚れと反応しなくなります。なので、汚れにはたっぷりと洗剤をかけるようにしましょう。「こんなにかけて大丈夫?」というくらいの量をプロは惜しみなく使います

 

汚れ全体にまんべんなく十分な量をかけたら、今度はスポンジでこすりながら汚れ全体に洗剤を伸ばしましょう。

スポンジは、酸化アルミニウムが含まれた固めのスポンジが市販されていますので、それを購入するといいでしょう。3M社の「スコッチブライト」シリーズは、固さの番手もたくさんある、プロの間でも長年愛用されている商品ですのでおススメです。

スポンジで洗剤を伸ばす際は、少し力を加えながら擦るようにして伸ばすと、汚れの最上層が削られて下の層まで洗剤が浸透します

カチカチになってちょっとやそっとでは落ちない尿石は、洗剤を塗り伸ばしたあと5分ほど放置してしっかり反応させてからスポンジで削り落としましょう

長年蓄積された尿石には、上の工程を根気よく繰り返しましょう。

 

それでも落ちない場合には、洗剤のつけおきをしましょう。洗剤を長くつけおきすればするほど、尿石はどんどん柔らかくなっていきます。ただし、洗剤が乾いてしまうと反応しなくなりますので、洗剤をかけた上からトイレットペーパーやサランラップなどを被せて液が流れないようにすると効果的です。

「湿布法」と呼ばれる上記のやり方は、プロの常套手段としてしばしば現場で活用されています。

 

トイレ用などの酸性洗剤は強い性質をもっていますので、肌に触れると炎症を起こしたり、目や喉などの粘膜を傷つけるおそれもありますので、ゴム手袋は必ずつけるようにしましょう。必要であればゴーグルや眼鏡などをかけての作業を推奨します。万が一洗剤が肌に触れてしまった場合は、すぐに水で洗い流すようにしましょう。

また酸性洗剤と、カビ落としなどに使う塩素洗剤が混ざると、猛毒の「塩素ガス」が発生します。塩素ガスは深く吸入すると失神してしまうほど強力で、吸い続けた人が死亡したケースも何件もあるほどおそろしい毒ガスです。塩素洗剤と酸性洗剤は必ず分けて使用しましょう。また、洗剤使用中は必ず換気をしてください。

その他、洗剤ボトルに表記されている注意書きは必ず守るようにしましょう。

 

4.まとめ

・尿石はおしっこに含まれる「カルシウムイオン」が、乾いたり炭酸と反応したりしてできる

・尿石を溜めないためには、毎度トイレの後にたくさんの水で洗浄することが重要

・尿石などのミネラルが堆積してできる汚れには「酸性洗剤」が有効

・洗剤はちょっとかけるだけではだめ。豪快に使おう

・酸性洗剤は人体に有害。使う際は正しい使用法を必ず守る

 

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