2018年4月5日

1.はじめに

2018年も春分の日を迎え、徐々に暖かい陽気の日が増えてまいりました。最高気温が20℃を超える日も多く、街ゆく人々の服装も、一枚薄着になった印象です。

今年は年初から非常に寒い日が多く、東京でも数十センチ積雪するなど、記録的な寒波が日本を襲いました。極寒だった今年の冬、エアコンは大活躍でしたね。やっと寒さが緩んだかと思ったら、今度は異常なほどの花粉。スギ花粉は昨年の3倍、ヒノキ花粉にいたっては昨年の470倍といわれるほどとんでもない量の花粉が飛び交い、結果今年花粉症デビューしてしまった、なんて人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

冬場は空気が乾燥し、ホコリなどが散りやすい環境が続きます。それが終わったかと思ったら今度は記録的な花粉。エアコンはこれらのホコリや花粉が含まれた空気を取り込んで空調し、室内に送り出しています。おまけに記録的な寒波でフル稼働だったエアコンは、もしかすると今年はいつもの年以上に汚れているかもしれません。

今回の記事では、暖かくなってきた今、本格的な冷房シーズンが始まる前にやっておきたい「クーラーのお掃除」について、汚れのチェック方法とお掃除方法をしっかりとご説明させていただきたいと思います。

 

2.クーラーはなぜ汚れる?

先ほどごあいさつの中でもご説明しましたが、クーラーとは、本体の前面から空気を取り込み、中の熱交換器とよばれる機械のなかで空調し、その空気を下部についているファンで室内に送り出しています。
空気を吸い込んでいる関係上、室内のハウスダストや花粉、カビの胞子などもクーラーの内部に取り込まれることになります。このとき、クーラーの内部にはフィルターがありますので、大きなゴミなどはこのフィルターで絡めとられますが、より小さな花粉やPM2.5、カビの胞子などはエアコンの内部に溜まっていきます。

クーラーの内部についている「熱交換器」と呼ばれる機械は、冷房運転時は冷たくなって空気を冷やし、暖房運転時は熱くなって空気を暖めます。その特性上、熱交換器は冷房時は空気中の水蒸気が冷えて結露し、暖房時は逆にこれらが蒸発して内部が乾燥します。そのため、夏場冷房を多用する時期は内部に湿気が溜まってカビなどが繁殖する、逆に冬場に暖房を使っているときは内部が乾燥するためウイルスなどにとって好都合な環境が作られます。

エアコンは家電製品ですので、プロのサービスマン以外の方が分解すると、元通り復旧できなくなったり、故障してしまうなどのリスクがあります。そうなるとメーカー保証が受けられなくなるなどのリスクがありますので、クーラーを綺麗に保つためには、定期的に「フィルター」、「熱交換器」、「吹きだし口」の3点をチェックし、汚れてきたらお掃除してあげる必要があります。

次の項では、「フィルター」、「熱交換器」、「吹きだし口」の3点のチェックの仕方と、お掃除の方法についてご説明したいと思います。

3.クーラー掃除のタイミング&お掃除のやり方

まず、クーラーのフィルターをチェックしましょう。クーラーの前面パネルは両脇にツマミがついていますので、これを指で挟んで上方向に跳ね上げますと、中にフィルターが入っています。
クーラーの機種によって異なりますが、このフィルターにも下のほうにつまみがついていますので、これをつかんでまた上方向に押し上げるとフィルターを取り外すことができます。
フィルターを見てみて、ホコリなどのゴミで詰まっているようでしたらお掃除が必要になります。

フィルターは、まず掃除機などで表面についているゴミを取り除きましょう。掃除機は、アタッチメントをはずしておくと手元で使いやすく便利です。ホームセンターなどに売っているブラシ付きのノズルがあるとよりお掃除が楽になります。
掃除機をかける際はフィルターの表(おもて)面からかけるようにしましょう。裏面からかけてしまうと、フィルターの目にゴミが詰まってしまい、取り除くのが面倒になりますので、必ず表からかけるようにしましょう。
フィルターにゴミ以外にカビがついている場合は、そのまま放置しておくとカビが繁殖してしまいますので、水洗いする必要があります。
使う洗剤は中性洗剤(住宅用の洗剤や食器用洗剤など)です。フィルター全体に洗剤をかけたら、ブラシで擦って汚れを落としていきます。ブラシは縦方向、横方向など一方向にかけるようにしましょう。縦および横の一方向が終わったら、もう一方向も同じようにブラシをかけます。
表面が終わったら、裏面も同様にブラシをかけていきます。

洗い終わったら、たっぷりの水でしっかりと洗剤を洗い流します。洗剤が残っていると、やがてカビの原因になる場合がありますので、しっかりとすすぐようにしましょう
洗剤を洗い流したら、タオルなどで水気をしっかり拭きとり、室内の風通しの良い場所で陰干しをしておきましょう。フィルターが濡れているとまたカビの原因になりますので、フィルターの乾燥が十分終わってからクーラー本体に取り付けなおしましょう。

フィルターの奥、熱交換器も汚れていないかチェックしましょう。熱交換器にカビやホコリなどのゴミが詰まっていると、本体の中に熱がこもってクーラーの効きが悪くなりますので、ゴミが詰まっているようなら取り除いてあげる必要があります。

熱交換器は、フィルターの奥にある銀色のひだひだです。
掃除機の先端にブラシ付きノズルをつけ、熱交換器に向かって上から下へ掃除機をかけていきます。力を入れすぎると熱交換器が曲がってしまいますので、慎重にかけていきます。
ブラシ付きのノズルがなかったり、掃除機が届かない場合などは、クーラーの下に新聞紙などを敷いて、ハンドブラシなどで熱交換器の隙間に詰まったゴミを掻きだします。
このとき、ホコリなどのゴミが周囲に散りますので、汚れると困るものなどはあらかじめ移動しておくことをおススメします。

最後に吹きだし口をチェックしましょう。このとき、必ずクーラーの電源を切っておきましょう。通電したまま作業をしますと、クーラーを再起動した際にエラーが出ることがありますので、コンセントを抜く、ブレーカーを落とすなど完全に通電を遮断しておくことをおススメします。
電源が確実に切れたことを確認したら、エアコンの風向ルーバーを開いて中をチェックします。吹きだし口の中に黒い点などが見えた場合は、これはカビですのでお掃除が必要になります。
水に浸して絞った雑巾で吹きだし口の中を拭き掃除します。吹きだし口の汚れは落とすのがそれほど難しい汚れではありませんので、雑巾で拭くだけで十分に綺麗になります。これだけでは落ちない汚れがある場合は、バケツの水に食器用洗剤をほんの少し混ぜたものに雑巾を浸したもので拭き掃除をしましょう。
カビ取り用の塩素洗剤などの人体にとって有害な洗剤は、クーラーの吹きだし口に残ると危険です。洗剤を使う場合は中性洗剤を、量もごく少量で抑えるようにしておきましょう。
水拭きおよび洗剤拭きが終わったら、乾いた雑巾で最後に乾拭きをしましょう。

クーラーを綺麗な状態のまま保つためには、以上の「フィルター」、「熱交換器」、「吹きだし口」の3点を1ヵ月に1度程度チェックし、汚れていればお掃除するようにしましょう。

4.まとめ

・クーラーは室内の空気を取り込んで空調し、吐きだしている
・クーラーの内部には空気中のカビ胞子やハウスダスト、花粉などが溜まりやすい傾向にある
・クーラーは夏場は内部が結露するためカビが繁殖するリスクがある
・「フィルター」、「熱交換器」、「吹きだし口」の3点をこまめにチェック&お掃除する
・洗剤を使う場合は必ず中性洗剤を使用する。塩素洗剤は人体に有害なので使用は避ける
・クーラーを綺麗に保つためには、1ヵ月に1度程度チェック&お掃除する必要がある

いかがでしたでしょうか?最近はエアコンを使わなくてもいい陽気の日が続いています。エアコンを使っていない今こそ、綺麗にお掃除して本格的なシーズンに備えましょう。
それではまた次回!

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